前回は、今まで正社員ではない働き方をしてきた、主婦でいた期間が長く企業勤めをするブランクがある場合のために、「40代から正社員をめざず女性。就職・転職に準備していきたいこととは。」と題してご紹介しましたので
今回は、正社員として雇用になるため・なった後を考え「40代から正社員を目指す女性。企業で働くために知っておきたい心得13選。」と題してご紹介していきます。
「40代から正社員をめざず女性。就職・転職に準備していきたいこととは。」のブログでもかなりご紹介していますのでこちらも読んでいただきながら、
年齢が上がってからの転職は、心得ておかないといけないことがありますので是非今回のブログもご参考にされてください。
40代で正社員雇用を目指すときの心得10選
そもそも、40代での就職や転職は、20代など若いときとは違う挑戦が必要になることがあります。
成功するために心得ておきたいポイントや対処法をいくつかご紹介しますね。
経験をアピールする
年齢と共に蓄積した経験とスキルは貴重な資産です。履歴書や面接で、その経験を強調しましょう。これまでの経験が正社員ではなくても、対応してきたプロジェクト管理、問題解決、リーダーシップなどの実績を具体的に示すことが大切です。
学習意欲を示す
若い社員は入社してから社会人としてや業務内容を育成をしてもらえる機会がありますが、年齢が上がるごとに即戦力を求められる傾向があります。
また、必要とされるビジネススキルはその業種や会社によって差がありますし、WEB会議やチャットシステムの利用など業務で使用するシステムも時代に合わせて進化しています。
その会社その会社で必要なスキルや利用しているシステムは違いますので、新しい環境では新しいスキルや知識を学ぶ意欲をアピールすることが重要です。
ソフトスキルの向上
年齢が上がると、コミュニケーション能力、柔軟性、協力性などのソフトスキルが求められることが多いです。他の世代と円滑に協力し、人生の先輩としてはほどよくリーダーシップをとれるようにしておきましょう。
自己マネジメント
自分の時間とエネルギーを効果的に管理する能力が大切です。仕事においてはタスクの優先順位を設定し、時間を有効に使えるようになりましょう。
抵抗力
変化に対する抵抗力を持ち、困難な状況にも立ち向かう姿勢が必要です。年齢が上がると「失敗したくない」気持ちも大きくなったらりしますが、失敗から学び、前向きな姿勢で仕事をしましょう。
社内・社外の人脈形成
企業で働き始めると、社内の同僚や上司、業界の人々との関係構築が大切になることを知っておきましょう。
社内・社外での人との円滑な繋がりができる・コミュニケーションがあることで、状況を把握したり必要な情報を得やすくなり働きやすい環境を作っていくことができます。
目標設定と計画
正社員での採用を目指すだけでなく、昇進やキャリアの目標を設定し、具体的な計画を立てましょう。雇用してくれた企業にとっても年齢や経験を生かしてその企業に役立つ仕事をしてくれることは望ましいですし、結果的に評価に繋がり昇進などに繋がっていくことを知っておきましょう。
応募する企業を知る
応募や面接前には企業の基本情報や会社理念などを確認し、自分がどのようにその企業に貢献できるかを受け答えができるように準備を行いましょう。
パート雇用の面接では勤務時間や業務ができるかの確認程度であり、その企業の基本情報の受け答えは必要としない場合がほとんどかと思いますが、正社員での雇用を目指すには、自分のためにも応募企業と業務内容を理解しておくことは必要です。
年齢差別に対処
万が一、年齢差別に直面した場合、法的な権利を理解し、相談できる専門家と連絡を取りましょう。
ただし、「キャリア形成のため」などの理由で最初から採用条件に年齢制限がある場合があります。その場合などは理解して、自分の年齢の範囲で応募できる仕事を探していきましょう。
ワークライフバランス
40代での新しい仕事を始める場合、ワークライフバランスを保つことが重要です。
20代や30代前半とは仕事においても体力の違いを感じることが増えてきますし、仕事のためのスキルアップ、個人の趣味や家族のためなどに、仕事以外の時間が必要なこともありますので、年齢や個人の希望に応じて、自分に合った仕事や働き方を選択していくことも大切です。
知っておきたい”就職してから”の心得3選
上記でご紹介してきたことに加え、40代で初めて就職・転職をして正社員での雇用を目指すときは、就職したときの心得を知っておく必要があると思いますのでご紹介していきます。
社会人経験は求められる
40代など年齢が上がってからの採用には、特別なキャリアがない場合で正社員として雇用されたとしても、基本的なコミュニケーション能力・周りとの協調性・年齢に応じた人間性や柔軟性・環境に応じた臨機応変な対応などは自然と求められる傾向にあると思います。
20代など若い時であれば許される発言でも、年齢が上がったり立場ができるととんでもない失態になることがあります。
いくら「役職はないただの正社員だから」「周りの年下の人が先輩にはなるから」といっても、年齢に応じた社会性は求められていることを心得ておきましょう。
上司が年下になることがある
年齢が上がってくると、正社員で働いていたとしても後輩が先に昇進してくることもあります。
40代で初めて正社員を目指すのであれば、これまで正社員で役職をもったキャリア転職ではないので、なおさら「同僚や先輩、上司が年下である」「年齢は自分が上でも、一番立場は低い」などになる可能性があります。
人生経験はある分、これらの環境でプライドが傷つくこともあるかもしれませんが、それは会社組織として理解しないといけません。昇進意欲などに上手に変えていきましょう。
長く勤めている人よりも仕事のスキルが必要になる
企業に採用されるためには、その業務の基礎スキルがあることをアピールするために頑張って基礎的な資格を取得して履歴書に記載することがあると思います。
しかし、実際に雇用されて仕事を始めてみると、自分より何年も前からそこで働いている方でもその会社でやってきた業務はできても、さらに効率よく仕事をするためのスキル(Word・Excelは使えないなど)があることに気が付くことがあります。
日本の古い体質で年功序列が強いの企業だと、年齢が上の方が管理職などの役職をもっていても、その仕事の管理や伝達に必要なExcelなども使えず、若手社員が管理職の仕事をフォローしているなんてことも・・・。
就職して立場がないとき、若手のときなどは、そんな状況に不満を感じてしまいますが、社内や業界のことはやはり長く勤めている方の方がよく知っているからこなせている業務もあることは理解していきましょう。ここで自分の習得してきたことが仕事に貢献できれば、昇進に繋がりやすくなります。
まとめ
今回は、正社員として雇用になるため・なった後を考え「40代から正社員を目指す女性。企業で働くために知っておきたい心得13選。」と題してご紹介させていただきました。
年齢が上がって初めて正社員を目指していくときには、目指すための心得と雇用されてからの心得があります。年齢が上がって新しい環境で雇用されると「はっ」とすることがありますので是非参考にしていただけたらと思います。
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