大人の発達障害。障害者手帳で行く④広島平和記念資料館

41歳の時に自閉スペクトラム症（ASD）の発達障害があるとわかり大人になってから発達障害が分かった私。現在は、これまでの行き方を見直し障害に理解ある職場で働くことを目指して就労移行支援に通所して障害者雇用で働く準備をしています。

そんな私は、障害者手帳を取得したことで、障害者として就職を目指して行くだけでなく、障害者手帳があるからこそ受けることができるサービスを利用して障害者ライフを楽しむようになりました。

障害者割引で利用させていただいた施設などを”障害者手帳で行く”シリーズとしてご紹介していきます。

今回は

と題してご紹介して行きます。皆様の参考になると幸いです。

障害者手帳を提示して障害者割引を受ける

障害者割引の制度は、「障害のある人の経済的負担を軽減することにより、社会参加を支援する仕組み」と言われています。

私の場合は発達障害なので、医師の検査を受けた医療機関の初診から半年後に障害者手帳の申請をすることができ、無事に障害者手帳を取得できたことで障害者割引を受けることができるようになりました。

手帳取得の流れなどはこちらでご紹介しています。
大人の発達障害。障害者手帳取得の流れと7つの就職準備。

障害者手帳を取得すると、私のようなアラフォー世代でまだまだ働いて収入を得て行きたい世代でも、税制優遇措置、交通機関の割引を受けることができたり、障害者手帳を提示することで公共施設などの割引制度利用することができるのは本当にありがたいと思います。

障害者割引がある施設などでは、割引どころか無料で利用することができる場所もあります。
また、美術館や博物館・スポーツ施設などの公共施設だけでなく映画館や駐車場などレジャーや娯楽の施設についても障害者割引が適用されている場所もあります。そして、障害者手帳を取得している本人だけでなく介助者（同伴者）一名も割引制度の対象になる場合もあります。

ご自身がお住まいの地域やお出かけしたい場所にどんな障害者割引があるかを知りたいときは、障害者手帳で行こう！～全国版～のサイトで検索すると便利です。

関連記事：大人の発達障害。障害者割引のためのお勧めアプリ2選。

障害者手帳で行く広島平和記念資料館

広島市中区にある「広島平和記念資料館」に行ってきました。

コロナ禍が明けてから、入館までに長蛇の列をみることもあったのですが、今回は平日とあってかすぐに入ることができました。

広島平和記念資料館　開館情報に

島平和記念資料館　開館情報より　2024年1月現在

との記載があり

広島平和記念資料館　開館情報より　2024年1月現在

上記の料金ですが障害者割引で入館料が無料になりました。

今回は一人で広島平和記念資料館へ。今度同伴者と一緒にきたときのために、障害者割引にまだ不慣れな私は”介護者も合わせて無料”という言葉が気になり、障害の等級に関わらず同伴者が一人無料になるのかを確認したかったのですが、次の来館者もおられたので今回は受付で聴きそびれてしまいました。たぶん「障害の種類や等級に関係なく、同伴者は一人無料」ではないかと思うのですが、施設によって詳細が異なる場合があるので次回こそは確認します！

＊私は発達障害があり、精神障害者保健福祉手帳を取得しています。身体障害者ではないので特別な”介助”は必要ないので”介助（介護）の方一名が無料”とあるとドキッとします。詳細の記載がない場合は記載の障害者割引対象者であれば「同伴者は一人無料」という意味なのかを確認しています。

資料館に入ると、まずは原爆投下前・直後の写真の展示や投下される原子爆弾のCGを見ることができる場所があり、そのあとは原爆の被害・悲惨さが伝わるような展示室、世界の核兵器の歴史の展示室、広島の復興の歴史の展示があります。

常設展示以外にも、１階フロアでは期間限定の展示などもあることも。

展示はかなりの見ごたえなので、１時間では見きれないほどの展示です。

原爆投下前の広島の様子。

原爆投下直後の広島の街。

投下される原子爆弾のCG。

この展示のあとは、原爆の被害・悲惨さが伝わる写真や遺品などの展示室、世界の核兵器の歴史の展示室、広島の復興の歴史の展示と続きます。

今回は常設展示とは別に、新着資料展の展示もありました。

今回、6年ぶりくらいにこちらの資料館に入館しました。2019年４月にリニューアルされていたので、以前の「怖い」イメージの資料館よりも、展示にデザイン性も取り入れて原爆の悲惨さを伝わりやすく表現されている資料館になっていたように感じました。

資料館の外には大きな噴水があり、きれいです。

同じ敷地内には、原爆ドームがあります。

春には桜の名所にもなる平和記念公園。その敷地内には、原爆ドーム、広島平和記念資料館、平和の願いを込めて設置された数々のモニュメントなどがあります。

障害者手帳提示での受付対応

障害者手帳を提示することもできるのですが、私は今回、障害者手帳をスマートフォンのアプリで提示できるミライロIDを提示して障害者の証明をし、障害者割引をしていただきました。

ミライロIDについてはこちらの記事でご紹介しています。
大人の発達障害。障害者割引のためのお勧めアプリ2選。

広島平和記念資料館　開館情報に、

とありますので、ミライロIDを提示すると受付の方は「無料です。どうぞ。」とすぐに通してくださいました。

広島平和記念資料館では入館のチケットがないのか、障害者割引で無料だからなのか、入場チケットは頂かなかったのが驚きでした。

まとめ

今回は

と題してご紹介させていただきました。

障害の種類や等級などによって大変さは違いますが、障害があると、生きることで精いっぱいになり心の余裕がなくなりがちな面もあると思います。そんなときに障害者割引で利用させていただける施設があるということは本当にありがたいことだと思います。

皆様の参考になると幸いです。

最後に

私はこれから障害者雇用で働いていくことを目指して就労移行支援に通所しています。

でも、”障害者”として生きること・働くことは配慮はいただける反面、労働時間の制限など個々の事情も含め収入面では低めになりがちでもあることも知りました。

そして、生活リズムを整えたり社会に疎くならないために企業には属していきたいけれど、基盤となる生活の安定のためにもう少しお金を稼ぎたい、自分の働きやすい環境や自分にできる仕事で副収入を得たいとも考えるようになり動きだしました。

私は、就労移行支援に週５日できており、これまでもなんとか正社員で働いてきたので、普段の生活ができないような状態ではありません。
自分の障害特性に負担になりにくい環境や仕事であれば、むしろ働いて生活の安定を図る方が、精神的な安定にも繋がります。

私と同じようなタイプの方は

在宅でコールセンターのお仕事をしてみかせんか。

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固定報酬の営業代行コールプランもあり。※15万円／25万円プラン（月間100時間／150時間目安）

上記サイトで詳しく見ていただくと、動画でお仕事の説明もありますので、是非みてみてください。

このお仕事は、時間を自由に使いながら収入を得たい方やお子さんや家庭がある方向けをうたわれています。
でも、これって、年齢が上がってきた女性、そして障害特性に合った環境で仕事をしたい方にも、企業への一般就労よりも負担を減らしておうちで収入を得ることができる働き方になる可能性があると思います。

自閉スペクトラム症の私は、以前、一般就労していたときにその企業の商品を販売するために事務所でテレアポの業務をしていたことがあるのですが、はじめは不慣れであってもパターンをつかめば成果を出せる特性を生かせたので、テレアポでのアポ獲得№1になり表彰されたこともありました。私のように発達障害があってもその特性を生かせる仕事・できる仕事については一般社会の中で評価を得たり収入を得ることもできた一例です。

今は、一般的にも副業や在宅でできるお仕事が注目される時代にもなっています。そういったお仕事の中から自分に適したものを選ぶことができれば、生活の安定や副収入を得ていくことも可能だと思います。
是非、サイトをチェックしていただき、ご自身に合う収入の得方かを検討されてみてください。

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