私は40代前半で自閉スペクトラム症(ASD)の発達障害があることがわかりましたが、自分自身では大人になっていきなり気が付いたわけではなく、子供のころから”生きづらさ”を感じていたように思います。
・日常や仕事などあらゆることで、周りについていくことが大変
・日常のことから変化にびくびくする
・人の感情がわからないときがある
などいつも感じていたからです。
たとえば、一度読んだだけでは説明の内容が理解できないので2-3回読んだりする、なぜ人から気分を害されたのかがわからないこともあるなどはちょこちょこありました。
だから、子供のころから大人になっても、日常には常に生きづらさを感じていました。
今回は、そんな私の経験も踏まえ、これからの人生を生きやすくしていくための基礎として
大人の発達障害。生きづらさ解消のための8つのヒント。
をご紹介します。
*私は、福祉関係の事業者でも、専門の医療機関に勤める者でもありません。ただ、昨年41歳のときに長年生きづらさを抱えていた原因が自閉スペクトラム症(ASD)があるからでもあったことが専門の医療機関の検査を受けてわかり、現在は就労移行支援の事業所に通所してますので自分の経験を踏まえてご紹介させていただきたいと思います。
皆様の参考になると幸いです。
発達障害 生きづらさ解消のための8つのヒント。
”発達障害”と一言にいっても、その種類や障害の程度は個々に違います。
ご紹介することが難しい場合もあるかもしれませんが、参考にしていただけたらと思います。
自分を深く知る
自分自身の発達障害についての理解を深めることは、人生すべてに役立ちます。自分自身の特性を理解すること、得意・不得意を知ることで、自分に合った生き方を見つけることができます。
このことは、何をするにもとても大切な原点になると思います。
障害に合わせていく
自分の得意・不得意や特性がわかれば、得意や特性が生かせることに取り組んだり、障害故に不得意・できないことは工夫して取り組んだり人に助けを求めることができます。
自分自身の障害の種類や程度・特性や個性も含めて理解をしていくことで、障害に合わせて自分自身を生きやすくしていく可能性が高まります。
相談する、周囲に協力してもらう
周りの人に協力してもらうことが、障害を抱えた人生の生きやすさに繋がることがあります。
自分自身のことを伝える範囲はよく考えて判断する必要がありますが、家族や友達、職場や地域の人などに発達障害があることを伝えることができれば、日常や仕事などでそれに関わる方に相談したり協力をしていただけることが増えます。
必要なスキルを身につける
自分の障害を理解した上で、自分自身の強みを活かすために、強みを活かしたスキルを身につけることが生きやすさに繋がります。
また、例えばコミュニケーションが苦手であっても、社会で生きていく上では日常や社会でのコミュニケーションができる方が人生は生きやすくなります。苦手だけれど、生きていく上ではできた方がよいこと・スキルも身に着けることは、生きやすさに繋がります。
自分に合った仕事を選ぶ
自分自身の障害の種類や程度、特性や個性なども理解していくと、自分自身の特性に合った仕事を選びやすくなります。
障害者手帳を取得して障害者雇用で働くにしても、そうでないにしても、障害を含めて自分自身のことを理解した上で仕事を選ぶことは、安定した就労、そして生活のために大切です。
制度や福祉サービスを利用する
発達障害に限らずですが、障害をお持ちの方には様々な制度や福祉サービスを利用することができます。
専門の医療機関で医師の意見書をもらう・診断を受ける、障害者手帳を取得することなどで、これからの行動に対してご自身の障害に合わせたサポートを利用していきましょう。
関連記事:大人の発達障害。今後の人生のために考えておきたい7つのこと。
発達障害を支援してくれる場所に通所する
発達障害だけには限りませんが、障害をお持ちの方や精神疾患などでご自身だけで一般就労が難しい場合には、「就労移行支援」機関などに通所しながら現状の理解を得たり就職のためのスキルを身に着けながら就労を目指していく方法もあります。
診断を受けた医療機関やご自身の判断だけでなく、会社や学校のように就労移行支援機関に通所しながら生活リズムを整えたり、就労に必要なスキルを身に着けたり、日々関わる中で自分の特性を理解してくださる第三者からサポートやアドバイスをいただくことは、今後の日常や仕事などを生きやすくしていく可能性が高まります。
関連記事:大人の発達障害。就労移行支援を利用する手順とメリット
:大人の発達障害。就労移行支援を利用するメリット7選
薬の処方
発達障害の種類によっては、専門の医療機関に相談したうえで、ご自身に合った薬の処方を受けることができます。
発達障害種類や症状によっては、障害特性をやわらげたり、不安やストレスなど障害に起因する二次的な症状を、投薬によって対処していきながら、日常生活や仕事をしている方もおられます。
まとめ
今回は、そんな私の経験も踏まえ、これからの人生を生きやすくしていくための基礎として
大人の発達障害。生きづらさ解消のための8つのヒント。
をご紹介しました。
発達障害をお持ちの方は、1つの発達障害だけでなく、他の発達障害も併せ持っている方もおられる場合がありますし、障害の種類や程度によって対処の仕方には違いがあるとおもいます。
今回ご紹介したことは大枠でのご紹介になりましたが、まずは、ご自身がご自身のことについて理解を深め、そこから行動していくことが、すべての生きやすさに繋がると思います。
私は、昨年、長年の生きずらさが発達障害が原因であったことがわかりました。それをきっかけに、自分の障害についていろいろ調べる中で、自分が性格だと思っていたこと、出来ないと悩んだり時間をかけていたことが、発達障害が関係していることもあることがわかってきました。
ご自身の生きずらさに悩んでいる方は、時間はかかりますが、ぜひ自分自身を深く理解することから取り組んでみてください。
最後に
発達障害がわかるまで、私はたくさん沢山悩んできました。
知り合いや友達、身近な人に相談しようとしても、自分自身で自分のことが理解できていなかったり、発達障害ゆえの対人関係の苦手さでできないこともありました。
生きていれば、身近な方には相談できないときもあったり、発達障害ゆえに相談できる人と常に繋がっていられないこともあるかと思います。
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