私は、昨年41歳のときに発達障害があることがあると分かったので、現在は就労移行支援に通所しながら、申請している障害者手帳を取得でき次第、障害者雇用で再就職を目指しています。
その中で、お金がすべてではないけれど、年齢が上がるごとに”お金のことも大切”だと感じています。
今回は
大人の発達障害。年齢に応じたお金の管理と増やす準備7選。
と題して、障害者雇用で働くことを目指して人生の方向転換をしていく中で、私なりに気が付いてきたお金のこと・お金を増やすためにしておきたいことをシェアさせていただきます。
*私は昨年41歳のときに自閉スペクトラム症(ASD)であることが専門の医療機関の診断を受けてわかったので、自分のこれからの人生を生きやすくしていくために障害者雇用を目指して行動しています。
今回の記事などで私の価値観をお伝えはしますが、個人の価値観や資産状況は違いますし、障害の程度や体調によってはできないこともあるかと思いますので、ご考慮ください。
発達障害があっても自分の人生、お金のことは考えておきたい
これまでの生きづらさの原因が、発達障害があることも関係していたことが分かった私は、これからはどんな働き方が自分に合うのか、障害者雇用とはどんな働き方・仕事があるのかなどをハローワークや就労移行支援機関などを通して少しづつ学んでいます。
私は現在はまだ手帳の取得ができていないので実際に障害者求人に応募はまだできませんが、障害者雇用について知る機会が増える中で、「障害者として働かせていただくことは、障害に配慮や理解がる環境で働くことができるけれど、仕事内容の負担や残業などが少な目な分、お給料は一般と比べると低めの傾向はある」のだと気が付いてきました。
法定雇用率を定めたりしながら、障害者が働く環境を得るために、障害について理解がある環境で働く場所を得やすくしていただいていることはとてもありがたいこと。でも、シンプルに普通の生活や老後の資産形成、ライフプランに応じた出費、冠婚葬祭などの出費などを意識すると、余裕があるとはいえない給与の場合が多いのではないかということにも気が付いてきました。
(障害者雇用で就労するには就労可能時間について医師の意見が必要なことが一般的なため、最初は4時間程度からの就労を医師に勧められる方もおられますので、フルタイムではない分、それだけでは生活費が賄えない方もおられるかもしれません。)
もちろん、その企業様によって、給与だけでは判断できない素敵な点もあります。(法定外福利厚生の違い、勤務時間や残業のあるなし、社内で専門のカウンセラーへの相談日がある、障害者雇用の中で役職・昇給制度があるなどなど。)
また、障害者手帳を取得できれば、障害の種類や障害の等級によって、公共交通機関の割引などを始めとした割引などのサービスを受けさせていただけることも忘れてはいけないと思います。
でも、私のように現在の自分が一人暮らしの場合は、家賃も生活費も貯蓄なども自分次第。少しシビアに老後までのお金のことは考えておいたほうがよいように感じています。
できればしておきたい年齢に応じたお金の管理と増やす準備7選
発達障害があり、これまでの一般就労から障害者雇用に切り替えるとしても、現状の支出を把握し将来のためにお金のことを考えておくこと・準備していくことは大切ではないかと思います。
以下に、アラフォーの私が考える年齢に応じてしておきたいお金の管理と増やす準備をご紹介して行きます。
予算把握と支出管理
収入が減少する可能性がある場合、現状の生活費を把握したり、月間や年間予算を作成し、支出を管理することが大切です。
月間で必要な支出を把握していくと「1カ月にいくらあると基本の生活はできるのか」がわかります。もし、生活費が収入や予算を上回る場合は、使用していないサブスクサービスを解約したり、節約の方法を考えましょう。
福祉制度や障害者割引の利用
障害者向けの福祉制度を利用したりサービスを受けることができます。
地元の社会福祉機関や雇用支援機関に相談して、利用可能な制度やサービスを確認しましょう。
障害者手帳が取得できた場合には、「障害者雇用」としての求人に応募することができたり、地域で定める割引制度などを利用することができます。
参考記事:大人の発達障害。検査や診断を受けるメリット・デメリット
近年では障害者手帳を提示しなくても、障害者手帳を登録したアプリで割引サービスが受けられるようになっていますので、県外などで利用する際もより便利です。
障害者手帳をスマホに表示 ミライロIDは日本全国の障害者向け割引サービスなどが確認できます。
投資や資産形成
収入がある程度安定している場合、投資や資産形成を検討することで将来に備えることができます。専門家のアドバイスを仰ぎつつ、リスク許容度や目標に合わせた資産運用を考えるのもよいと思います。
私は上場企業や持株制度がある企業に勤めてきた経験があるので、自社株を毎月定額買い続けて資産が増えてきた経験があるので、ただ貯金したお金を銀行に置いておくよりも、自分が良いと思う投資商品で運用して増やして行くことの大切さも知りました。
*資産運用の基礎から知りたい方は、ブログの最後で女性向けマネーセミナーのご紹介をしていますので参考にされてみてください。
ただし、国が国民の将来の資産形成のために非課税制度を組み込んで用意してくれている新NISAやiDeCoでも、資産運用・投資商品にはなります。ご自身でその仕組みや制度を理解したり、毎月投資できる金額などを判断していく必要があります。
キャリアアップやスキル向上
障害者雇用においても、スキルや経験の向上は収入向上につながる可能性があります。職場でのスキルアップやご自身でも業務などに必要な勉強や資格取得をすることでを、昇給の可能性を高めていくことができます。
安定的に障害者雇用を行っている企業は、大手企業の割合も高めのため、雇用している障害者の方も年に1度は評価制度があるなどで昇進・昇給のチャンスがある企業があります。
保険の見直し
最低限の医療保険や収入補償保険など、将来の不測の事態に備えるための保険を検討することも必要かもしれません。
ただし、日本には高額療養費制度がありますので、医療保険は最低限でいいと私自身については思っています。また、本当に生活が困難になれば生活保護を受けることもできると思います。
保険に入りすぎて”保険貧乏”になっている場合もあるかもしれませんので、不要な保険は解約していくためにも一度ファイナンシャルプランナーさんなどに保険の見直しをしていただくのがよいと思います。
就業支援サービスの利用
就労移行支援をはじめとして就業をサポートしてくれる機関を利用することができます。これらのサービスを利用して、障害雇用の一般的は給与を把握したり、自分の希望にそった適切な雇用先を見つける、障害年金の受給など受けることができる可能性がある制度があれば提案してもらうなどに役立てることができます。
参考記事:大人の発達障害。就労移行支援を利用する手順とメリット
:大人の発達障害。就労移行支援を利用するメリット7選
企業に雇用される+副業
障害者雇用で就職した場合、障害特性を理解いただいたり配慮ある中で働かせていただくことで、一般就労よりもストレスを減らして安定的に企業に勤めて収入を得る可能性が高まります。
ただし、もしかしたら、給与だけでいうと生活や将来の備え、気持ちに余裕がもてるような金額を頂くことは難しいかもしれません。
そんなときは、ご自身のできることで”副業”を視野にいれてみられてはいかがでしょうか。
企業に雇用されることは、福利厚生の恩恵を受けることができます。
たとえば、企業に雇用されると厚生年金にも加入できる(しかも会社が金額を折半してくれる)ので、年金の積み立てを国民年金+厚生年金の2階建てにすることができ、将来受け取る年金の金額を増やすことができます。
(ちなみに、3階建ての年金部分を作ろうと思えば、個人でiDeCoをしたり、確定拠出年金をしてくれる企業に入社して毎月積み立てる方法があります。)
ですので、
障害者雇用で自分が安定的に働きやすい環境で働かせていただきながら、不足や増やしていきたい金額については”副業”で得ていく。
というのもよいのではないかと思います。
もちろん、副業禁止の場合もあるかもしれませんし、就職したての時やご自身の体調によっては障害者雇用で仕事をすることで精いっぱいかもしれません。
私自身は、これまで一般企業で就労してきた経験から、年金対策や法定外福利厚生などを含め企業に雇用されるメリットはあると感じているので、障害者雇用で企業で働かせていただきながら、本業に支障がでないように在宅でできる副業を行っていきたいと思っています。
参考記事:40代女性の転職。できれば”この福利厚生”がある会社に
まとめ
今回は
大人の発達障害。年齢に応じたお金の管理と増やす準備7選。
と題して、障害者雇用で働くことを目指して人生の方向転換をしていく中で、私なりに気が付いてきたお金のこと・お金を増やすためにしておきたいことをシェアさせていただきました。
私は最終的には
企業に雇用される + 副業
という形を目指していきたいと考えています。
お金がすべてではないけれど、年齢が上がるごとに”お金のことも大切”だと感じていますので参考にしていただけますと幸いです。
最後に
これからお金のことを考えたいと思っても何からしたらいいのかわからない。
2024年から新NISAも始まるけれど、資産を増やすために国が用意してくれた非課税制度もまだ理解できていない・・・などの方は、まずは
の無料セミナーに参加してみられてはいかがでしょうか。
日本最大級の無料マネーセミナーサイトで運営会社は、15周年を迎えた日本初の無料保険相談サービス「みんなの生命保険アドバイザー」を運営している パワープランニング株式会社さんがされています。
女性向けのマネーセミナーを全国各地で開催しており、 セミナー参加&アンケート回答でもれなく豪華ギフトが貰えるキャンペーンを常時開催されていますのでとてもお得に学ぶことができます☆
- お金の上手な貯め方・殖やし方を知りたいという方
- 将来のお金に漠然とした不安を持っている方
- お金の話って難しそうと思っている方
- マネープランの考え方を知りたい方
- 投資をゼロから学び始めたい方
は、サイト内でご自身のお住まいの地域で開催されているセミナーを検索して無料セミナーに参加してみてください♪
ちなみに私が以前参加したときは、家族構成やライフプランに応じた一般的な出費を説明頂いたり、投資信託(NISA)などでコツコツと投資をしていくメリットを解説いただいたセミナーでした。
初めて参加したこのときは地域のテレビ局とコラボされているような感じで開催されていたのでちょっと安心w。
そして、無料セミナーだけでなく、会場では地域の洋菓子屋さんのお菓子のプチギフトまでいただきました♪
2024年からは新NISAがスタートします。
これまでNISAをしていた方も「新NISA」を学びなおして投資の設定を変更する方がおられるように、自分が住んでいる国の制度は理解して活用したり、その制度が変われば自分の状況に合わせて設定を変更することも必要。
ご紹介したようなセミナーなどを利用しながら、世の中を知ったり学んでいく、そしてご自身やご家族と相談しながら自分の人生のために判断していくことって大切だなとおもいます。
- 【重要】職場でこじれた人間関係を修復するための5つのヒント
- 長年の生きずらさの原因判明。ASDの診断を受けました
- 大人の発達障害。大人のASD診断に大切な5つのポイント
- 大人の発達障害。”グレー ゾーン”で起こる困りごと
- 大人の発達障害。ASDが社会で生きやすくなる8つのヒント
- 大人の発達障害。大人のASD診断に大切な5つのポイント
- 大人の発達障害。検査や診断を受けるメリット・デメリット
- 大人の発達障害。40代女性の転職に大切な11のポイント
- 大人の発達障害。仕事の得意・不得意を見つける4つの方法
- 大人の発達障害。就労選択のポイントと4つの支援機関
- 大人の発達障害。就労移行支援を利用する手順とメリット
- 大人の発達障害。就労移行支援を利用するメリット7選
- 大人の発達障害。就労移行支援を利用し大手企業に就職する方法
- 40代女性の転職。できれば”この福利厚生”がある会社に
[temp id=4]